目印
昨日は朝から天候不順というか、突然雨が降る陽気だった。
朝早くにも降ったらしく、道路が濡れていた。
晴れていたので大丈夫だろうと畑に行った。
午前10時近くに急に雲が黒くなったと思ったら、まだ日は射しているのにザーと雨が降ってきた。
少しすれば止むかと思い、木陰で雨宿りしていたが、5分くらいの雨だったと思うが思ったより濡れた。
すぐに晴れたので、雨宿りで正解だったろう。
しばらくして11時近くにもまた黒い雲が大きく広がった。
やはり急に雨が降り出し、前回よりも大粒で強い雨だった。
空の様子を見たが、もうこれは駄目だと思い、自宅へ避難することに決めた。
使っていた道具類を一輪車に急いで積んで、逃げ帰った。
しかし、下着まですっかり濡れて髪の毛からも雨はしたたり落ちていた。
作業用に着替えていたので、やはり作業用の乾いたシャツと下着に替えた。
20分くらいたったら、やはり晴れてきたのでまた一輪車を持って畑に行った。
気がつくと鎌がない。
急いで逃げ帰ったので、良く見ていなかった。
でもすぐに見つかるだろうと深くは考えなかった。
しかし畑に行ってもなかなか見つからない。
草取りするにも鎌がないと不便である。
作業していたあたりや、思い当たるところをグルグル回った。
しかし見つからない。
最近は老化現象のせいか、置き忘れや探し回ったりがかなり増えた。
何気なく近くにおいて、どこに置いたか記憶が無くて探し回る。
今回も急な雨で急いで帰ったので思い出せない。
昔、母が鎌や園芸用スコップに布を裂いたものを縛り付けていた。
それが黄色や赤だったりしたので、私はどうも場所に不似合いなそれを
「何それ?」
と言ったが、母は
「目印」
とだけ言って、あまり気にする風は無かった。
昔は近所で結い方式で数人で作業することも多く、似たような作業道具を持ち寄って作業していたことも多く、すぐ見分けるための目印なのかなと、単純に考えていた。
今回思うに、母も置き忘れの時に探すのに目立つような布で目印としていたのだろうか?
真意は不明だが、何か目印があれば探しやすいと実感したのも事実だ。
ちなみに今回は30分近くうろうろしながら、近くの梅の木の枝が分かれたところに掛けていたのを何気なく見て気がついた。
見つけたのも偶然である。
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