akadaikonのブログ

日々、思ったことを気ままに綴ります

しゃくに障る

 今日はお彼岸、一応無事に過ぎた。
しかし、今日はしゃくに障る出来事があった。


 二日前に電話があった。
「明日とあさってに**部落の粗大ゴミ回収をしているので、今、該当地区の皆様に一戸一戸電話をかけてます。粗大ゴミがあったら回収しますのでお宅にはございますか?」
というので、不要になったポットがあったので、聞いてみるとだいじょうぶという。
それでは準備しておきますと答えて、相手が住所と名前を電話帳と一致するか確認してきたので、「そうです」と答えて終わった。


 今日午後、車2台で若い男がきて、電話した「粗大ゴミの回収に来ました」という。
不要品のポットはもう門先に出してある。
すると男らは、「不要なものは何でも持って行きますので他にないですか?」といい、
すぐ脇の物置を見て、「奥にいろいろあるようですが、片付けませんか?」と言う。
そこには耕耘機や古い農作業道具がある。
耕耘機はすでに友達に売ってあり、持って行ってないだけの旨を答えると、図々しくも
今度はさらに屋敷内(建物内ではないが)に入ってきて、古タイヤや古トタンを見つけ、
「不要品ではないのですか?」という。さらに古い鉄骨ハウスや元の牛小屋を片付けないかという。
私は整理してないだけで、中には必要品もあり、「まだ整理が終わってないから駄目だ」というと、「今やらないと、ずっとこのままになりそうですねえ」と言うので、こちらは内心は、「そんなことはこっちの勝手だ、うるさいこと言うな」と思う。
仕方ないので古トタンの細かくなった一部をだしてやろうとして持ち出すと
   「ああ、手を出さなくてもいいですよ。こっちでやりますから」
というので、どうも変な話だと思うと
   「今、見積もりを出しますので・・・」
と言い出したので、私は、「そんな話は聞いてない」と言う。
何のことはない、回収するけど、有料という。
私は最初に電話でそんな話は聞いていない、話が違うと主張。


 相手の言い分は、「実際どんなものがあるか分からないし、電話では分からないので、今こうして見て、いくらになると見積もりを出している」とのこと。
私から見れば、それを最初に言えばよく、ましてや私の家に来たときに最初に言えば良い。そういうことは告げずに、最後に金だ。



 数分相手とやりとりがあったが、とうとう相手が折れてきた。
「じゃあ、電話で聞いていたポットだけでも回収しますので100円でどうですか?」
と言う。しかし私は、「粗大ゴミは有料の赤いシールを貼らねばならないだけで、役場で回収するのでそっちに出すから良い」と突っぱねる。


 どうのこうのとの言葉のやりとりはあったが、相手があきらめた。


 一応、私は断れたが、車2台には古新聞や古い自転車等結構積んである。いきなり電話で聞かれて答えてしまい、やむなく払った家もあるに違いない。私から見れば悪徳業者である。様子からして料金がかかる旨はわざと告げなかったに違いない。電話は女性で、一切それらしいことは言わなかった。連中が来ても最初には言わず、あれこれ探してそれから見積もりだという。文句を言い出してから、「実際にモノを見ないと処分できるものかどうか、どういう処分になるか分からないでしょうが・・」というが、意図的に言わなかったのが、状況的に分かる。最初から電話で「回収は有料になりますが」とか、家に来た際に「有料になるのでモノを見てから見積もりを出しますが」と言えば問題はないし、ことらも答えや応対が違う。


 連中が帰ってからもしばらくむしゃくしゃして気が晴れなかった。
しゃくに障る出来事であった。