akadaikonのブログ

日々、思ったことを気ままに綴ります

だるい中で

 朝、少し眠ろうとしたが駄目だった。
だるい。
コタツでニュースを見てたが、あちこちで株価史上最高値が取り上げられていた。
これを見て複雑な気分。


 私はバブルの前、先輩が雑談で儲けた話をしていて、何気なく「そんなら私にも紹介してよ」と言ったのが始まりだった。
1980年代で、景気も良かった時代だった。
2~3日のうちに証券外交員が来て驚いた。
話半分であったが、言ったのは事実で、やむなく契約をした。
最初は順調で、延べ1500~1600万円くらいを投資して、バブルがはじけて、延べ3000万円近くの損をした。
実質的に払ったお金は700万円か800万円くらいと思うが、消えた。
しかし数年は誘いもあり、そのうち戻ると思い、追加で投資した。
けれども結果は思わしくなく、損をしたまま放置した。


 退職してしばらくして、銀行から勧誘があった。
退職金が入ったためで、営業だったが、銀行への信頼性はあつかったので、つい頷いた。
10年近く前で投資信託とか外貨預金であった。
後で分かったことだが、仕組債もしっかり買わされていた。
幸いに損はしていない。
少し騰がると連絡が来て、大半はそこで売買した。
これも後で分かったが、手数料稼ぎで、よく言えば良いお客さんだった。
私個人としては貯金では0.01パーセントとかの利息だし、2パーセントとか5パーセントくらいになったのもあり、それよりは良いかという感覚。
逆に1パーセントとか3パーセントくらいの損で諦めたものもある。
通算で5~6パーセントくらいの利であった。


 ところが外貨預金は昨年1月にすべて解約し、131円50銭くらいだった。
投資信託は5月に解約してしまい、いずれもそのまま持っていれば、今は優にその2~3倍以上にはなっただろう。


 逆に証券会社はまた7~8年前から、挨拶に来られてつきあう羽目になった。
ただIPOを営業され、売り出し時に売らないと損をするのを実感させられた。
しかも若い営業マンは転勤では無く、2代続けて辞めたとのことで、口座残金と若干の保有はあるが、それ以降相手にしなくなった。


 つくづくと、私にはそういう投資は向いてないと思う。
環境が違うと言うが、どうも私は消えたお金を忘れられない。
ここ数年に始めて、投資した人は絶好調のようだ。
私は不器用だし、入れ込まずに地道に行きたい。
少しは投資の勉強もしようと考えているが、方法や検証の仕方が分からず、これも中途半端のままで、ただテレビの関係番組は見るようになった。
幸い、ここ1~2年で買ったものはプラスになった。
NISAは個別株で約20万円だけしか投資していない。
人のまねはできない。
私は私のやり方で行くしか無い。
損を出さなければそれで良い。
これにつきる。